導入事例:株式会社ジェンダーメディカルリサーチ
株式会社ジェンダーメディカルリサーチ様は、日本人女性に“女性の健康”と“食”に関わる情報を少しでも適正に幅広くお届けしたいという理念に基づき、栄養・食生活等に関する調査研究及び指導業務や、女性医療に関する相談、コンサルティング業務など、様々な事業を展開されています。
URL:http://www.vividlady.com/
導入の背景
ジェンダーメディカルリサーチ様では様々なアンケートの入力作業を手入力で行っていましたが、手入力は時間がかかり、回収数の多いアンケートには対応できませんでした。また、様々な記入内容の不正(例えば、択一問題で2つ以上の選択肢にチェックを入れている等)を探し出すのも困難でした。このため、手作業に代わる効率の良いデータ入力・修正方法として、OCRシステムの導入を検討していました。
導入の決め手
「代打の切札」が、OCR読取結果の修正のしやすさに特化したシステムであったことが導入の決め手となりました。OCRは手書きの文字を100%正確に読み取ることはできないため、必ずその後の修正が必要となります。「代打の切札」は初心者でも直感的に操作しやすいインターフェイスを備えています。また、様々なエラーチェックを設定することにより、OCRの誤認識や不正な入力内容を自動で抽出し、色付きで表示するため、修正作業が効率的に行えます。
「代打の切札」導入後の効果
- 手入力をしていた際は数百件単位の調査しか行えなかったが、「代打の切札」導入後は数千、数万件単位の調査が行えるようになった
- 調査票を自動で読み取ることによって入力ミスが削減され、より正確なデータを作成できるようになった
導入前 | 導入後 |
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24ページ/1時間 | 400ページ/1時間 |
導入システム概要
- 栄養調査・栄養指導等に関する様々なアンケートを実施
- アンケートの回答は、OCR帳票に手書きで記入してもらう
- OCR帳票は、アンケートの内容に合わせて都度レイアウトする
- 年間に100万ページ以上(A4サイズ)を処理している
システムの概要図
作業の流れ
ステップ① | 3つのスキャナーでOCR帳票をスキャンし、帳票に記入された文字を読み取る |
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ステップ② | OCRで読み取った内容に対して、誤認識・不正な回答の修正を行う |
ステップ③ | 修正後のデータを出力し、専用プログラムで解析する。 |
ステップ④ | 解析結果を印刷し、アンケート回答者にフィードバックする。 |