導入事例:株式会社 毎日新聞社
URL:https://www.mainichi.co.jp/
導入の背景
毎日新聞社様が全国の宅配購読者に提供している各種サービスのために、毎月行っている購読状況のデータ入力に要する人員が15人ほどと多く、締め切りに間に合わせるため残業も多く発生していました。また、修正作業を手作業で行うため、予期せぬミスも発生していました。そうした背景の下、毎日新聞社では人権費を含む各種コストの削減と、人為的なミスを減らせるシステムを検討していました。
導入前の毎月2週間の期間で行われるおよその作業時間は以下になります。
8時間×15人×10日=1200時間
導入の決め手
- OCR処理する書類に「〇、△、×」などの記号の読み取りが可能である。
- 独自の「間違い探し」機能で効率よく、誤認識が修正出来る。
- 今まで手作業で管理していたFAXの到着リストが、自動で作成される。
- 7社の企業を比較したが、アットデル社の製品が一番社内の運用に合っており、作業効率が高いと判断した。
- 大幅なペーパーレス化による紙コストの削減と、購読者の個人情報の安全な管理が見込まれたため。
「代打の切札」導入後の効果
- 導入後の現在では、15人で1日掛かっていたデータの入力作業が5人で半日で完了できるようになりました。
- 残業も無くなり、コストの大幅な削減を実現。
- 効率的な誤認識の修正により入力ミスも大幅に減少し、現在ではほとんどなくなりました
導入後のおよその作業時間は以下になります。
4時間×5人×10日=200時間(1000時間削減!)
導入システム概要
システムの概要図
概要
ステップ① | 全国の毎日新聞販売店が購読者の購読状況の情報をFAXで送信読者詳細をFAXで送信 |
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ステップ② | 毎日新聞社にてFAXを受信。受信したFAX画像データをOCRサーバへ転送 |
ステップ③ | OCRサーバで、FAX画像データの到着を監視して、自動でOCR処理を実行する |
ステップ④ | 担当者にて、「間違い探し」機能や、マスタチェック等の論理的なエラーチェックを行い、誤認識の修正を行う |
ステップ⑤ | 社内のシステムへOCR結果を自動転送する |
ステップ⑥ | 管理者はFAXの受信状況の確認を行う |