導入事例:株式会社 北川製菓
株式会社 北川製菓様は、原材料メーカーと連帯して、お客様の細かなニーズを満たすオンリーワン商品の開発や販売、更に(斬新な・意外な・目新しい)食べ方の提案などを行っています。
URL: http://www.kitagawa-seika.com/
導入の背景
- 受注数が日々増加傾向にあり、工場を増設して生産量を大幅に増やす計画だった。このため、受注方法のなかでも特に大きな割合を占めるFAXによる注文書の入力作業に対して、早急に効率化を図る必要があった。
- FAXの注文書は手作業で入力を行っていたが、注文の増加と共に人手が足らなくなり、残業も増えていた
- 新しいスタッフが加わった際、手作業による入力作業は煩雑で、指導と習熟に時間がかかっていた。
導入前の1日当たりのおよその作業時間は以下の通りでした。
1日あたり 8時間x3.6人工 | 29時間/日 |
月間(月に22日稼働) | 638時間/月 |
導入の決め手
- アットデル独自の誤認識修正の操作性が良く、初心者でも少し教えれば、精度の高い修正ができると感じた。(※「間違い探し」機能)
- 数百種類もある注文書を高精度で振り分けて、OCRで読み取る事が出来、同時に「取引先」のコード割り当てが可能だったため。
- 「商品名」をOCRで読み取って「商品コード」へ、「納品先名」から「納品先コード」へ変換出来る。
- 枚数が多く、画質もあまり良くなかった特定の取引先からのFAXも、その帳票に合わせたカスタマイズにより、OCR処理ができる。
- 他社製品と比較して、菓子業界の独特な仕様も柔軟に対応が出来、最終的に実際の運用に合うシステムに仕上がると考えた。
「代打の切札」導入後の効果
- 導入後は、受注数は日々増加していったが、注文書の入力にかかる人件費・残業時間は従来よりも削減された。
- 代打の切札の操作が簡単なため、新人スタッフでもすぐに注文書の入力作業が行えるようになった。
- 代打の切札で入力作業の大半を自動化したため、作業量が削減された。
- 入力作業を確認のしやすいインターフェースにしたことにより、入力ミスが削減された。
- 導入後の1日当たりおよその作業時間は以下の通りです。
導入後の1日当たりのおよその入力作業時間は以下になります。
1日あたり 8時間x3人工 | 25時間/日 | 4割減 |
月間(月に22日稼働) | 550時間/月 |
導入システム概要
システムの概要図
概要
ステップ① | 数百の取引先から、それぞれ異なるレイアウトの注文書が、FAXで送られてくる |
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ステップ② | FAXソフト「まいと~くCenter Hybrid」にて、FAXを受信 |
ステップ③ | FAX画像補正、帳票の判別(帳票レイアウト、送信元印刷エリア、FAX番号 等の情報から自動判別)と、取引先コードの割り当てを行う |
ステップ④ | 判別した帳票毎のOCR設定に合わせて、OCR処理を実行する |
ステップ⑤ | ・誤認識の修正を行う ・「商品名」のOCR結果から、「商品コード」に自動変換 ・「納品先名」から、「納品先コード」へ自動変換 |
ステップ⑥ | 販売管理システムに受け渡す |