導入事例:株式会社 教育同人社
株式会社 教育同人社様は、小中学校の授業で使用される教材を開発し、出版されています。今回はアットデルが特に力を入れている「次世代のOCRエンジン AIトリプルOCR」を搭載した新バージョンの「代打の切札」を導入されました。
導入の背景
毎年、新学期の受注作業のために40人の派遣社員を雇い、従来型(AIではない)OCRソフトを使用して注文書の入力を行っていました。更なる処理精度の向上・臨時スタッフの確保が難しい状況と、今後来るであろう人手不足に対応した作業の効率化を先行して行いたいと考え、近年進化してきているAIを使ったOCR「AI-OCR」の導入を検討し始めた。
導入前の1日当たりのおよその入力作業時間は以下の通りでした。
12時間×20人=240時間/日
導入の決め手
- OCRサーバのリプレースのタイミングで、さらなる効率化を求めAI-OCRの導入を検討していた。
- AIを使いOCR結果が正しいかどうかを自動判定させることにより、人間による目視確認の量を大幅に減らせること。
- アットデル独自の「間違い探し」機能で効率よく誤認識が修正出来きるため、入力作業時間と入力ミスを大幅に削減できると考えた。
- AIを使って、OCRで読み取った「名称」から、「コード」の候補がリストアップされることにより、今まで行っていた手作業による検索の操作を削減できる。
- 操作方法が簡単で新人スタッフでもすぐに作業を覚えて作業を開始できる。
- アプリケーションの動作速度にストレスがない。
「代打の切札」導入後の効果
- 注文書の入力作業は、5人ほどで可能となった。
- 受注処理のスピードは昨年までの約3倍になった。
- 作業時間の短縮とともに担当人員の削減、ひいては人件費の削減にも役立った
- 数万件の処理の正処理率99.93%と、早く正確な受注処理が可能になった
- 間違い探し機能による集中的な修正作業で、練度の低いスタッフでも精度の高い作業を行うことができた
8時間×5人=40時間/日(200時間削減)